メディカルダイエット|神戸市東灘区のやました皮フ科クリニック(JR住吉駅直結)

メディカルダイエット

GLP–1経口薬

このお薬は、GLP-1受容体作動薬の一種で、減量に有効とされる成分「セマグルチド」が含まれています。GLP-1受容体作動薬は、注射を使ってGLP-1を投与するものがほとんどですが、このお薬は経口薬です。

血糖値を下げるインスリンの分泌を促進することにより糖尿病治療薬として厚生省の認可を取得している薬剤ですが、低血糖を起こすリスクもほぼなく安全な治療薬として広く使われています。その他の作用として、胃腸の動きを緩徐に調整したり、食欲を抑制したりします。GLP–1経口薬を服用することで自然に食欲が抑えられ、空腹感も少なくなります。食事量が減ることでダイエットの効果が期待できます。
初回導入時の用量は3mgから開始し、効果及び副作用の出現を確認しながら、7mg、14mgへの増量を1ヶ月ごとに検討します。効果・副作用の出現は個人差がありますので、用量は経過次第で変わってきます。

ハードな運動や厳しい食事制限は必要なく、適度な運動と食習慣の見直しでダイエット効果を見込めます。

実際に当院スタッフ9名がGLP-1経口薬を服用しました。

GPL-経口薬を服用の図

A:40代 女性 B:20代 女性 C:30代 女性 D:20代 女性 E:50代 女性 F:40代 女性 G:40代 男性 H:40代 男性 I:60代 女性

GLP–1経口薬の副作用

  • 胃腸障害(嘔気、嘔吐、下痢、胸やけ)
  • 低血糖
  • めまい
  • 味覚異常
  • 消化不良
  • 糖尿病網膜症

胃腸障害は、内服を継続すると副作用が軽くなってきます。

GLP-1 注射薬

このお薬は、本来2型糖尿病の治療薬として開発された注射製剤で、GLP-1とGIPという2種類のホルモン受容体に作用することで、自然に食欲を抑え、満腹感を持続させ、摂取カロリーを減少させることで体重減少を促す効果が期待されます。また、血糖値が高い際にはインスリンの分泌を促進し、その作用を高めて血糖値を正常に保つとともに、脳の満腹中枢や胃の働きに作用して食欲の抑制や満腹感の維持を図り、摂取カロリーの自然な減少、脂肪の分解促進および蓄積抑制を通じて、体重や体脂肪の減少をサポートします。初回導入時の用量は2.5mgから開始し、効果及び副作用の出現を確認しながら、5mg、7.5mgへの増量を1ヶ月ごとに検討します。効果・副作用の出現は個人差がありますので、用量は経過次第で変わってきます。

ハードな運動や厳しい食事制限は必要なく、適度な運動と食習慣の見直しでダイエット効果を見込めます。
実際に当院スタッフがGLP-1注射薬を使用しました。

GLP-1注射薬

注射薬の副作用

  • 注射部位の違和感:赤み・腫れ・痛みなど
  • 消化器症状:便秘、軽い吐き気
  • 軽度な症状:お腹の張り、食欲減退
  • まれな症状:倦怠感、頭痛
  • 低血糖の可能性:冷や汗、ふるえ、めまいなど
  • 他の糖尿病治療薬、ダイエットサプリメントとの併用はおやめください。
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