ピーリングとは、皮膚表面に酸性の薬剤を塗布して、古くなった角質や毛穴に詰まっている老廃物などを溶かして除去する治療法で、お肌のターンオーバー(28日ごとの皮膚の新陳代謝サイクル)を正常にします。
当院ではグリコール酸ピーリングとサリチル酸ピーリングの 2種類の薬剤を取り扱っており、それぞれ目的に合わせて施術しております。
グリコール酸ピーリングとは、古い角質を剥離させる効果が高く、ニキビの原因となる毛穴の目詰まりを取り除く効果もあるため、ニキビの方に適している治療です。当院では、濃度を段階的に使い分けしており、通常弱めの濃度から始め、目的やお肌の状態に応じて濃度の調整を行います。
サリチル酸ピーリングとは、古い角質などを除去し、お肌の再生を促します。サリチル酸をマクロゴールという基剤に溶かすことにより、酸が皮膚深部への浸透するのを防ぎ、角質層のみに反応させることで、副作用がほとんどなくなりました。そのため、肌への刺激が少なく、高い効果が期待できます。
イオン導入とは、微弱な電流を使って、そのままでは浸透しにくいビタミンC誘導体などの美容成分をイオン化することで肌の奥へと届ける美肌治療です。
私たちの肌の角層(表面の皮膚)は酸性で、陽イオン(+)が多くなっています。しかしその内側の層は陰イオン(-)でアルカリ性に保たれ、互いに反発し合い、角層と顆粒層の間には電気の膜ができています。通常はこの電気の膜に阻まれて、美容成分は角層よりも奥に浸透することができません。
イオン導入で肌に電流を流すと、角層と顆粒層が中性に傾き、反発が弱まります。すると浸透を妨げていた電気の膜の働きが弱まるので、成分を肌の奥まで届けることが可能になるのです。
また、ビタミンC誘導体は(-)イオンを帯びています。マイナス同士・プラス同士は反発し合うため、イオン導入で(-)の電流を流すと、(-)イオンを帯びるビタミンC誘導体はそれに反発して肌の奥まで押し込まれていきます。このようにして、イオン導入では、美容成分を肌の奥まで浸透させるのです。
イオン導入を用いれば、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、メラニン色素を排出するために正常なターンオーバー(28日ごとの皮膚の新陳代謝サイクル)をもたらす有効成分や、メラニン色素をつくってしまう活性酸素を除去する有効成分を肌の奥まで浸透させることができるため、しみの治療に効果的です。
肌表面の古い角質、毛穴の汚れ、余分な皮脂を取り除き、肌の生まれ変わりをサポートするピーリング石鹸です。
4種類あり、それぞれ配合成分、配合量が異なります。